淋病の原因って何?
不快な症状が出るだけではなく将来的に不妊の原因となることもある淋病ですが、どのような原因で感染してしまうのでしょうか。
ここでは、淋病の原因についてご紹介させていただきます。
1.淋病の原因は淋菌
淋病は、性感染症の中でも特に感染者の多い病気の一つです。
そしてこの淋病は、「淋菌」(Neisseria gonorrheae)というウイルスが原因で発症します。
淋病の原因となる淋菌はかなり昔から医学界において認知されており、一説には紀元前からこのウイルスの存在が知られていたとも言われています。
そしてこの淋菌は、粘膜と粘膜が接触することによって感染します。
具体的には、性行為はもちろんのことフェラチオやクンニリングスといったオーラルセックス、ディープキス、リミング等がこれにあたります。
2.感染に気付きにくいことも淋病の原因!?
上でも書いたように淋病の直接的な原因は淋菌というウイルスなのですが、
これだけ淋病感染者が増えてしまった原因としては、淋病が感染に気付きにくい病気であるという点が挙げられます。
男性が淋病に感染した場合、膿が出たり排尿痛を感じたりというように何らかの症状があらわれることがほとんどです。
これに対して女性の場合、ほとんど自覚症状が出ないのです。
そして淋病に感染しているということに気付かないままパートナーとの性交渉を行い、淋菌をうつしてしまうというわけです。
自覚症状がないということは自分自身が淋病に感染していることに気付いていないということですので、
無自覚のまま性交渉をしてしまうというのも当然といえば当然ですよね。
3.風俗を利用したことで淋病に感染
淋病になってしまう原因の一つに、風俗を利用したことが挙げられます。
上でも書いたように、女性の場合、淋病になったとしても自覚症状がないためその事実に気付かないまま業務についてしまう場合があります。
もちろん風俗店でも定期的に性病の検査を行ってはいるのですが、例えば2か月に1度の検査の場合、
前回の検査から次回の検査までの間に淋病に感染していると女性自身も感染の事実に気付かないまま業務に就くことになります。
そしてその結果、相手に淋病をうつしてしまうというわけです。
きちんと検査をしている風俗店であるからといって、100パーセント安心することはできないのですね。
ちなみに淋病に感染しているかどうかについては、泌尿器科や婦人科ではもちろん、簡易検査キットを用いて自宅で調べることも可能です。
検査キットを利用すれば誰にも知られることなく感染の有無を確認することができますので、不安な方はぜひお試しください。