クラミジア検査を男性が受けるのなら性病検査キットがおススメ!
性器クラミジア感染症は、その名の通り性器に発症する疾患です。
そのため、臨床症状は男女で大きく異なってきます。
1.男性におけるクラミジア感染症の症状
男性の性器は女性のものと比べて尿道が長いです。
ですので、クラミジア感染を起こすと、クラミジアが尿道内で増殖し、尿道炎を起こします。
症状が現れるのは感染後1〜2週間で、尿道のかゆみや軽度の排尿痛などが出てきます。
症状が軽い場合は多いので、病院へは行かずに様子を見る人も少なくありません。
その結果、2〜3週間で症状が治まるのですが、治癒したということではないので注意しましょう。
これが性感染症の問題点で、細菌やウイルスが体内に潜伏してしまうため、感染が広がっていくのです。
2.クラミジアと区別する必要がある疾患
クラミジアの感染が疑われる際、区別すべき疾患に淋菌による尿道炎があります。
どちらも代表的な性感染症であり、症状も似ているため検査によって見分ける必要があります。
ただし、臨床症状は似通っているのですが、各症状の程度が多少異なりますので、まずそこに目を向けましょう。
例えば、淋菌の潜伏期間はクラミジアと比べて極端に短く、早ければ2日で発症します。
また、排尿痛に関しては、淋菌は比較的強いと言えます。
その他、淋菌は排膿の量が多かったり、膿の色が黄色く濁っているといった特徴があります。
こうした特徴は、自分自身の目に見えるものであったり、感じることができるものであるので、問診の際には、きちんと時系列に沿って説明しましょう。
3.クラミジアの検査を男性が受ける場合
では、実際にクラミジアの検査を男性が受ける際、どのような手順で行われるのでしょうか。
まず、尿道で炎症が起きているか否かを調べるのには、尿沈渣を行います。
これを尿を採取して検体とし、遠心分離器にかけて尿中の細胞成分を調べることで、炎症が起こっているかを判断します。
クラミジアの検出自体は、核酸増幅法という検査法で行います。
こちらの検査では、クラミジアに感染していればかなりの高確率でクラミジアを検出することができます。
その他、性感染症の検査と言えば、血液検査を思い浮かべる人も多いかと思いますが、性器クラミジア感染症の場合はあまり有効ではありません。
というのも、過去のクラミジア感染の有無は評価できるのですが、今現在感染しているかどうかは評価できないのです。
クラミジアの検査には、以上のような特徴がありますので、男性で検査を受けようと考えている方は、是非参考にしていください。
クラミジアの検査を男性が受ける場合、医師や看護師と面と向かうのは恥ずかしいこともありますので、そんな場合は性病検査キットを活用することをお勧めします。
性病検査キットなら、安価で簡便にクラミジアの感染の有無を調べることができます。