クラミジアの検査方法にはどのようなものがあるの?
数ある性感染症の中でもかなり有名なクラミジアですが、感染の有無はどのようにして知ることができるのでしょうか。
もちろん病院へ行けば検査してもらえることはわかっていますが、病名が病名だけになかなか病院に足が向かないという方も多いかと思います。
そこでここでは、クラミジアの検査方法についてご紹介させていただきます。
1.クラミジアの検査方法
クラミジアの検査方法は、全部で4種類あります。
㈰血液検査、㈪遺伝子検査、㈫顕微鏡検査、㈬迅速検査、です。
血液検査はその名の通り一定量の血液を採取し、クラミジアウイルスの有無を確認します。
ちなみに血液検査では、現在だけではなく過去にウイルスに感染していたかどうかも確認することができます。
遺伝子検査とは遺伝子を調べる方法で、現在病院で行われているクラミジア検査はこの方法が主流となりつつあります。
次に顕微鏡検査についてですが、男性が尿道の異常を訴えて来院した場合、この検査を行う場合があります。
組織の一部を採取し、顕微鏡でこれを観察することによってクラミジアウイルスの有無を確認するのです。
ただしクラミジアウイルスはとても小さいウイルスであるため、顕微鏡検査をしてもその存在を確認することができない場合があります。
またクラミジア検査には、15分から30分で検査結果を知ることができる迅速検査もあります。
この迅速検査は、すぐに検査結果がわかるというメリットがある半面、やや制度にかけるというデメリットがあります。
2.自宅で検査する場合
上で様々な検査方法についてご説明させていただきましたが、検査を受けたほうがいいことはわかっていてもなかなか病院に行く勇気がないという方も多いかと思います。
そういった方々におすすめしたいのが、自宅でクラミジア感染の有無を確認することができる「検査キット」です。
この検査キットはインターネット等で簡単に購入することができ、注文をすると自宅に検査キットが届きます。
あとはその検査キットの説明書に従って粘膜や血液などを採取し、これを検査機関に送付します。
すると、10日から2週間程度で検査結果が送付されてくるというわけです。
ちなみに検査キットの中にはインターネット上で検査結果を確認することができ、書類等が自宅に送られてくることがないタイプのものもあります。
こういったタイプの検査キットであれば、ご家族と一緒にお住まいの方でも安心して検査を受けることができますよね。
クラミジアは早期発見・早期治療が肝心ですので、心配な方はぜひ一度検査を受けてみることをおすすめします。