クラミジアには検査を受ける適切な期間が存在する
クラミジアは、口や性器を感染経路としています。
ですから、通常の性行為だけでなく、ディープキスやオーラルセックスなどでも十分に感染する可能性はあるのです。
特に最近増えているのが、フェラチオやクンニリングズによるクラミジア感染です。
実際の性行為はしていないのに、クラミジアに感染してしまっている人は、こうした行為もその原因となっていることを知りましょう。
そんなクラミジア感染症ですが、一定期間、体内に潜伏しているため、すぐに検査を受けても陽性反応が出る期間外であることが多々あります。
1.クラミジア検査について
クラミジアの性病検査は、性別によって方法が異なります。
まず男性の場合は、尿を採取して検体とします。
検尿というのは、誰もが経験したことのある検査方法かと思います。
一方、女性の場合は尿ではなく子宮口ぬぐい液というものを採取します。
これは自分で採取することも可能です。
これらの検体を用いてクラミジアの検査を行うことで、クラミジア感染の有無を調べます。
ここで注意すべきなのは、先ほど申し上げた通り、クラミジアには潜伏期間があるということです。
ですから、クラミジアの検査を受ける適切な期間というものが存在するのです。
2.クラミジアの潜伏期間とは
クラミジアは通用、感染した後に1週間以上は待たなければ増殖しません。
増殖しないということは、クラミジアの性病検査を行っても陽性反応が出ないということです。
このクラミジアの検査で反応が出始める期間というのは、個々人によっても大きく異なってきます。
長い人では3週間ほどかかる場合もありますので、注意が必要です。
こうしたことを踏まえ上で、クラミジア検査は一定期間が過ぎた後に病院へと検査を受けに行きましょう。
3.クラミジアの検査結果が出るまでの期間について
先ほど挙げた方法では、クラミジアの検査方法では、結果がその日にわかることが多いです。
検体を尿としているため、それほど検査に時間がかからないのです。
しかしながら、PCR法のようなクラミジア検査法であれば、検査結果がわかるまでにある程度の期間が必要になります。
PCR法では時間がかかる分、より正確なデータを得られるというメリットもあります。
このように、クラミジアの性病検査では、検査を受けられる期間や、検査結果が出るまでの期間など、様々な要素を勘案した上で、病院へと足を運ぶことをお勧めします。
あるいは、クラミジアの検査は市販の性病検査キットを利用するのが良いかもしれません。
こちらのキットなら、クラミジアの検査を受けるタイミングなど、自分の都合に合わせやすいという長所があるのです。