ペニスの白いぶつぶつは性病なのか?
ペニスに白いぶつぶつができて、悩んでいる人が多くいます。
何より気になるのは性病なのかどうか。
性病ではないとしてもなぜできたのか、治療はできるのか、などやはり悩みはつきません。
性病の恐れがある場合は、性病検査キットや医療機関での検査が必要です。
1.ペニスの白いぶつぶつは性病とは限らない
ペニスにできるぶつぶつ全般のことを一般的にフォアダイスと呼びます。
細かくフォアダイス、真珠様陰茎小丘疹、タイソン腺と分類する場合もありますが、いずれも性病ではありません。
しかし、性病の症状として白いぶつぶつがペニスに現れることもあります。
こちらは性交渉で感染する場合がほとんどで、治療が必要です。
どのように見分けることができるのか、順に解説していきます。
2.性病ではないもの
ペニスの包皮の脂腺にできる白いぶつぶつをフォアダイスと呼びます。
包皮と同じ色や、白の場合が多く、男性の半数以上にできていると言われています。
次に、亀頭にできるのが真珠様陰茎小丘疹です。
いわゆるカリ首に、白やペニスと同じ色で大きさが揃ったぶつぶつが無数にできます。
包茎の場合にできやすいと言われ、成人男性の2割が持っていると言われます。
最後はタイソン腺ですが、こちらは亀頭の裏側、いわゆる裏スジの部分にできます。
やはり色は白っぽく、大きいもので米粒大のものから、かなり目を凝らして見ないと見えないほど小さい物もあります。
できる個数もバラバラで一つの場合もあれば、数十個に渡る場合もあります。
以上の3つはいずれも脂肪のかたまりのため、人にうつるものではありませんし、頻繁に増えたり大きくなったりするものではありません。
ただ、見た目がどうしても気になる場合は基本的に手術による切除、ということになります。
3.性病の場合
性病である場合で、白いぶつぶつがペニスに出るときは、まず尖圭コンジローマを疑います。
初期の段階では、白いぶつぶつがペニスに出る可能性があります。
また、進行すると鳥のトサカ状と言われるような形状になりながら大きくなっていきます。
治療方法は基本的に切除のみで、再発率が高いですが、悪性のものはガンに進行する場合があるため、その都度適切な治療が必要です。
また、性器ヘルペスや性病の場合も水ぶくれがペニスにできるため、白いぶつぶつと表現できなくもない症状になります。
性器ヘルペスは水ぶくれが潰れてただれることを何度も繰り返す、再発率が非常に高い性病です。
以上のように、性病が原因である場合は、脂肪が原因のものと違いどんどんと進行して大きくなったり、破裂してただれたりと変化をしていくのが特徴です。
4.進行が早い場合は検査をして治療を
見てきたとおり、ペニスの白いぶつぶつには性病ではないものと、進行をしていく性病の症状であるものに分けることができます。
性病の場合は、パートナーに感染させてしまう危険性や、悪化することで治療が長期化する場合がありますので、検査をしてきちんと治療をする必要が特にあります。
医療機関での検査はもちろん可能ですが、抵抗がある方は性病検査キットでの検査がおすすめです。
匿名かつ自宅で検査をすることができ、非常に手軽です。
もし陰性であれば、治療の必要もなく何より安心できるため、ペニスの白いぶつぶつが気になる方は一度利用してみてはいかがでしょうか。