風邪に似た症状を起こす性病とは?

性病の中には風邪に似た症状を起こすものがあることはあまり知られていません。

具体的にどのような病気の可能性があるかを、詳しく解説していきます。


1.風邪に似た症状を起こす性病

性病のイメージと言うと、性器周辺がかゆくなったり痛くなったりというイメージを持っている人が多いかもしれません。

しかし、性器周辺の異変は数多くある性病の症状の一つにしか過ぎません。

症状自体を自覚できないものもあるくらいなので、症状が出たら性病を疑うというのでは、全く完全な予防や対策には足りません。

今回はその数多くある症状の中でも、風邪に似た症状を引き起こす可能性のある性病を見ていきます。


2.クラミジア

クラミジア菌の感染により発症します。

感染経路は基本的に性交渉を含む粘膜感染になります。

性器への感染はもちろんですが、口への感染の可能性があり、口に感染した場合に風邪に似た症状が出る場合があります。

具体的には喉の違和感や腫れ、痛みや発熱などです。

クラミジア菌が喉に付着し、炎症を起こすためであり、風邪の時とメカニズムはほぼ同じと言えます。

風邪の治療をしてもなかなか上記の症状が取れない場合は、この咽頭クラミジアを疑います。

クラミジアは症状が出ない場合も多く、またオーラルセックスやディープキスでも感染する可能性があるという特徴から風俗店での感染が多いと言われています。

自分が気づかないままに感染し、気づかないままに感染させてしまっているケースも十分に考えられる病気です。

治療は抗生物質を含む飲み薬で行うのが一般的です。


3.肝炎

性交渉が原因で感染する肝炎は、B型肝炎が主なものです。

B型肝炎ウィルスは非常に感染力が高いウィルスです。

症状がないまま体の外に排出されることもありますが、肝臓がダメージを受けるため全身の倦怠感や吐き気を長期に渡って感じることがあります。

こちらも風邪に似た症状と言うことができるでしょう。

見分けのポイントとしては、長期間症状が続くこと、同時に黄疸が出る可能性があることが挙げられます。

また、稀にですが劇症肝炎という症状に発展する場合があり、発症してしまった場合は8割の人が命を落とすとも言われています。

医療機関で症状などを総合的に判断してもらい、治療を受ける必要があります。


4.HIV

風邪に似た症状がある病気としては有名かもしれません。

そのせいで通常の風邪でも不安でしょうがない、エイズノイローゼという現象まであります。

HIVウィルスの感染経路の一つに性交渉があります。

このウィルスに感染すると、全身の免疫力が低下します。

HIVウィルス自体が悪さをするというより、HIVウィルスが体を守る機能を壊しながら全身に回るというイメージです。

そのためHIVに感染すると、普段はかからないような感染症に簡単にかかってしまいます。

また、HIV感染が原因で指定された感染症が発症した場合に、エイズの発症という判断がなされます。

このHIV感染の初期症状が風邪に似ています。

具体的には感染から2週から6週くらいまでに、喉の痛みや発熱、下痢や吐き気・嘔吐といった症状が出ます。

まさに風邪に似た症状と言うことができます。

現在ではエイズの発症前であれば、感染していない人と同じくらいの年齢まで生活ができるほど医療が発達しています。

そのため早期発見と治療への着手が重要な病気です。


5.検査が重要

以上、風邪に似た症状を引き起こす可能性のある性病を見てきました。

ただの風邪かインフルエンザかと思ってしまい、性病かもしれないと思い至るのは難しいケースも多いのが現実です。

そのため、感染の可能性のある行為をした場合は積極的に性病検査を受診することが必要になってきます。

医療機関はもちろん、最近では性病検査キットというものを使用した検査も一般的になってきています。

性病検査キットは自宅で匿名で検査をすることができるため、プライバシーも守られます。

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