HIVは唾液でも感染するのか?

HIV感染症は、非常に怖い病気です。

感染経路はどのようなものがあるのか、唾液など日常生活でも感染する可能性はあるのか、正しい知識を身につけることが大切です。


1.HIVとは

HIVとはヒト免疫不全ウイルスというウィルスです。

人体に入り込むと、人を病原菌から守る細胞を破壊しながら増えていき、全身に回ります。

その結果、普段であれば感染しないような病気に簡単にかかるようになり、致命傷になってしまいます。

HIV感染者が、23の指定された病気のうち1つでも発症した場合、そこでエイズ感染者として認定されます。

現在、HIVウィルスを完全に取り除く方法はありませんが、以前に比べて劇的に病気の進行を遅らせることができるようになっています。

とは言え、一生をかけて治療をし続ける必要がある病気であることは変わりません。

そんなHIVの感染経路とはどのようなものがあり、感染する可能性はどのくらいあるのでしょうか。


2.HIVには唾液で感染するのか

HIVの感染経路は主に3つで、性的感染、血液感染、母子感染です。

HIVは精液、膣液、血液と母乳に多く出てきます。

HIVを含む上記の体液が、粘膜の傷などから入り込んで感染します。

輸血による感染確率は約90%と非常に高いですが、現在は献血時に非常に厳格なHIV検査が行われるため、ほぼあり得ないと言える状況です。

その他、コンドームを使用しない性交渉で0.1から1%くらいの確率です。

多く含まれると言われる上記の体液でも、感染確率としては1%程度です。

では日常生活でも触れる可能性がある唾液ではどれくらいかというと、ほぼ感染することはあり得ないというレベルくらいに微量で、バケツ5杯分の唾液が必要とも言われています。

そのため、咳やくしゃみ、電車の吊革やトイレ、温泉からは感染する恐れはないと言えすし、キスやディープキスでもうつる可能性は極めて低いということができます。

ただ、裂傷などの傷があるときは別です。

傷口からエイズウィルスが入り込む可能性が上がるため、注意する必要があります。

また、HIV以外の性感染症にかかっている場合、HIVウィルスへ感染する可能性が何倍にも上がるため、HIV感染防止のために定期的に病院や性病検査キットを利用して検査をしておくことが重要です。


3.まとめ

HIVの感染経路はかなり限定されています。

日常生活で感染する可能性はほぼゼロと言えるため、もし周りにHIV感染者がいても過剰に恐れたり、差別してはいけません。

また、自分が感染しないように不特定多数との性的接触を避けたり、性病検査キットなどを使った検査を定期的に受けることが大切です。

コメントをどうぞ

CAPTCHA


サブコンテンツ

このページの先頭へ