クラミジアの初期症状と経過

クラミジアという性病は、現在若い世代の人を中心に流行していると言われています。

どんな病気でどのような初期症状があり、放置するとどのような影響があるのでしょうか。


1.クラミジアとは

クラミジアというのは、主に性交渉によって感染する性病です。

クラミジア菌という菌が粘膜接触によって、口や陰部に感染します。

陰部に感染する場合、男性は尿道から膀胱を経て副睾丸という部分まで菌が達することがあります。

また、女性は子宮頚管部から子宮内膜、卵管へと菌が進行していきます。

その過程で次の項目で見ていく症状を引き起こしていく場合があります。


2.クラミジアの初期症状

まず特徴的なのは、クラミジアに感染しても多くの場合で症状が出ない、もしくは非常に軽いということです。

初期症状としては、男性の場合は尿道の違和感や軽い痛み、尿道から透明の膿が少量出ることが挙げられます。

この症状が出るのが、感染した場合の約5割と言われています。

女性の場合はおりものの増加や、下腹部の痛み、性交痛などが初期症状として現れます。

この症状も感染した場合の2割から3割しか出ないと言われていますし、またただの体調不良と勘違いしてしまう可能性も高く、見過ごされてしまう場合が非常に多いです。


3.クラミジアを放置した場合の影響

クラミジアは自覚症状の無さや弱さから、治療されずに放置される可能性が高い性病です。

そのような場合、どういった影響が出るのでしょうか。

男性の場合は、副睾丸まで菌が達して副睾丸炎という病気を引き起こすことがあります。

この場合、陰嚢がこぶし大まで腫れ上がり、歩くことすらままならないほど痛み、38度以上の高熱を出すこともあります。

また稀ではありますが、この副睾丸炎が原因で無精子症などの不妊症になる場合があります。

女性の場合は、子宮頚管部、子宮内膜、卵管へと菌が進行していく間にそれぞれの場所で炎症を引き起こします。

急性の炎症となった場合は、入院が必要なくらいの激痛や発熱をすることもあります。

卵管にクラミジア菌が感染した場合、卵管が閉じてしまったり狭くなったりし、これが女性の不妊症の大きな原因となります。

卵管が原因の不妊症の8割がクラミジアが原因とも言われています。


4.クラミジアの治療と検査

クラミジアの治療は基本的に非常に簡単で、抗生物質を1週間ほど飲むというのが一般的です。

しかし見てきたように初期症状に乏しいため、自分がクラミジアに感染しているという自覚が無いまま、治療を受けずに他の人に菌を感染させてしまっているのが、治療が簡単にも関わらず流行がおさまらない原因と言えるでしょう。

感染しない、させないためにはコンドームを装着したセックスを心がけることが重要ですが、定期的な性病検査を受けることも同じくらい重要です。

性病検査は病院で受けることももちろん可能ですが、性病検査キットというものを利用することも可能です。

性病検査キットはネット通販などでも販売されており、匿名で自宅で検査を受けることができるため大変手軽です。

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