ちんこのかゆみの症状と原因

ちんこのかゆみの原因には、様々なものが考えられます。
陰部の皮膚が乾燥したことによって引き起こされるかゆみ。冬場などに肌が乾燥してかゆくなるのと同じです。保湿クリームなどを塗っておけば、すぐに治まるでしょう。
他には虫刺されなんてこともあります。夏場に薄着で窓を開けて寝ていた。キャンプやハイキングなどの野外イベントに参加した。など心当たりがあれば、このケースも多いので、しばらく様子を見ましょう。
しかし、ちんこがかゆいといったときに、一番可能性が高いのが、何らかの性病に感染していることです。
症状と原因
①ちんこがかゆくて、尿道から水っぽい膿が出てくる!
これは、クラミジア感染症が考えられます。
クラミジアは、クラミジア・トラコーマティスが主にセックスで感染する病気で、今、性性感染症の中で、最も蔓延していると言われています。
男性の場合は症状がはっきりでるのに対して、女性は症状はあまり出ませんので、パートナーの女性がクラミジアに感染していると知らずに生でセックスをしてしまい、感染してしまうことが多いようです。
男性の場合は、オシッコの際に違和感や痛みを感じるでしょう。さらに放っておくと、睾丸が腫れ上がり、発熱することもあるので、早めに対処しましょう。
②ヒリヒリとした痛みを伴うかゆみがある!
この症状は、性器ヘルペスを疑いましょう。ヘルペスは、単純ヘルペスウイルスの感染で起こります。
上半身に症状がでるⅠ型と性器に症状がでるⅡ型に別れ、Ⅰ型は口や角膜に症状がでて、口唇ヘルペスと呼ばれます。Ⅱ型は、主に性器に症状が出て、性器ヘルペスと呼ばれます。
性器ヘルペスは、一度感染すると、治っても再発することが多く、ひどいときには、歩けなくなるほどの痛みを伴うことがあります。
③水イボとかゆみがある!
イボが増殖しているようであれば、伝染性軟属種の可能性があります。
伝染性軟属種は、水イボを作るウイルスが感染して起こるもので、主に小児間で流行する病気ですが、最近ではセックスで感染することが話題になっています。
症状としては、水イボができるほか、異物感を覚えるとともに、かゆみが現れます。
病院での治療は、ピンセットで直接取ったり、液体窒素による凍結治療や電気焼灼などの処置が行われる。
④体が温まるとかゆみが激しくなる!
この場合、いんきんたむしかヒゼンダニが考えられるでしょう。
いんきんたむしは、医学的に言うと「白せん」という病気で、白せん菌というカビの一種が皮膚に寄生することによっておきます。
いんきんたむしの症状は、赤いぶつぶつができた後に、黄色く濁った液の入った小さな水泡が環状にちんこにできます。
いんきんたむしの特徴は、とにかくかゆいということにつきます。あまり感染力の強くない病原菌なので、適切な処置をすれば、1週間から10日ほどで治る場合が多いですが、再発しやすいので注意が必要。
ヒゼンダニは、名前の通り、「ヒゼンダニ」という小さなダニが寄生しておこる病気です。
セックスのほか、親子間、合宿などの集団生活によっても感染します。
ヒゼンダニの場合は、いんきんたむしと同じような症状ですが、点状、線状の盛り上がりが確認できるでしょう。
まとめ

ちんこにかゆみを引き起こす性病には様々なものがあります。
このうちのほとんどは、早期に発見して、治療すれば治るものがほとんどです。
大切なのは、早めに何の性病に感染しているかを検査して、感染していれば、専門の病院で処置を受けることです。
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